南小国町満願寺に所在する県指定名勝及び史跡の

満願寺庭園です。

 

 満願寺の境内に所在します。

 説明板によると、満願寺は文永11年(1274年)6月に北条時定が敵国(蒙古)降伏を祈願する勅宣をえて建立したものです。

 庭園は、正面に心字池を掘り、池辺を自然石でたたみ、所々に石を立て中央に石橋を渡しています。全体につつじを主体とする低い刈込を配しています。樹種や配石には少し変化がみられるものの、熊本に残る室町時代の庭園として貴重です。寺伝によると、鎌倉の初期に梶原某が阿蘇家に巻狩りの様式を習得にきての帰途、当所に立ち寄り、心字形の池や親子石といわれる石組を築いた庭園というそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

満願寺です。この右奥に庭園があります。

 

 

 

※写真は2020年2月撮影

↓夏の様子↓

 

 

 

※写真は2017年9月撮影