水俣市古城に所在する県指定史跡の

陣内官軍墓地です。

 

 市指定史跡「水俣城跡」内に所在します。

 説明板によると、官軍墓地とは明治10年(1877年)の西南戦争で戦死した政府軍の軍人、軍夫、警察官を埋葬した墓地で、県内には21ヶ所あります。いずれも周囲を石垣で囲み、玉垣を巡らせています。墓碑は埋葬者ごとに建立され、四面には所属、階級、氏名、死亡の年月日、場所が刻まれています。この陣内官軍墓地は、墓碑数42基を数え、その大半は明治10年6月18日に鹿児島県伊佐市の高隈山の戦闘で戦死した東京、名古屋、大阪の各鎮台及び近衛所属の将兵の墓碑です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※写真は2020年2月撮影

↓以前の陣内官軍墓地の状況↓

木々が鬱蒼としていて墓石も地衣類が繁茂しています。墓石にとってはよくないので、その後木々が伐採され整備されたものと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※写真は2017年6月撮影