宇城市不知火町長崎に所在する県指定史跡の

桂原(かずわら)古墳です。

 

 宇土半島の南部、八代海に面した高台に所在します。

 説明板によると、古墳時代後期(7世紀初頭)の円墳で、船の絵が線刻されている装飾古墳として古くから知られています。墳丘は径15m、高さ3.3mを測ります。単室の横穴式石室を持ち、奥壁には石棚を有します。線刻は石室内の様々な場所にあり、帆をはらみ航行する船、かいやかじを持つ船などが15あります。石棚の上には黒い同心円状の円文があります。

 

 

 

 

 

 

こちらは近くにある2号墳です。石室が露出しています。

 

 

 

※写真は2020年12月撮影