玉名市横島町横島に所在する市登録遺跡の

津波石の跡です。

 

 国道501号の少し北側の擁壁崖面に所在します。

 玉名市HPによると、寛政4年(1792年)4月に大津波が発生し、玉名郡内では2,221人が亡くなりました。この崖に突出していた石まで津波が打ち寄せたという言い伝えがあります。その石は昭和52年に災害防除工事のため他所へ移されました。現在は九州農政局玉名横島海岸保全事業所の敷地内にあります。後世に伝えるため「津波石の跡」として石のあった位置に印をつけています。

 

 

 

下から5mあたりの所に白いマークがしてあるところが津波石の跡です。石の形にマークがしてあります。

 

※写真は2020年7月撮影