熊本市西区島崎に所在する市指定史跡の
叢桂園です。
市指定史跡「釣耕園」の下手に所在します。
熊本市HPによると、叢桂園は熊本藩の医学校再春館の師役村井家の別荘で村井見朴の子椿寿(琴山)が作庭したと伝えられています。庭には釣耕園の水を引いて曲水をつくり、その下手には中国の洞庭湖に模した池を設けています。簡素な茶室がその北にあり、西側の小窓を開けば荒尾山がその枠内に入って、一幅の絵となるつくりでした。園の入口の石には「来者不拒 去者不追」の文字が刻まれ、曲水の南は百日紅と楓の林に石の碁盤や腰掛も配置されています。
※写真は2020年2月撮影




