熊本市中央区坪井に所在する

豪潮(ごうちょう)宝篋印塔(報恩寺)です。

文化財の指定は受けていません。

 

 国道3号そばの報恩寺の境内に所在する豪潮の宝篋印塔です。豪潮は、寛延2年(1749年)に玉名で生まれ、延暦寺で修業した後、玉名の寿福寺の住職となりました。僧として書画に優れるとともに、仏の力で平安をもたらそうと、享和2年(1802年)から宝篋印塔を建てはじめ、17年間にわたり全国各地で2千余りの塔を建てたと言われています。その宝篋印塔の形態は独特で、豪潮式などと形容されることもあります。この報恩寺の境内にある宝篋印塔もその一つです。

 

報恩寺山門です。豪潮宝篋印塔は山門を入って右側にあります。

 

報恩寺本堂です。

 

 

 

 

 

豪潮の名前が記してあります。

 

後ろから。

 

※写真は2021年8月撮影