山都町城原に所在する町指定史跡の

岩尾城跡です。

 

 国指定重要文化財「通潤橋」のすぐ北側に位置します。

 説明板によると、16世紀中頃に阿蘇郡と益城郡一帯を勢力下とした阿蘇氏の本拠地として、現・矢部高校の位置にあった居館「浜の館」とともに利用されていたそうです。最高所にある本丸の周囲に曲輪が取りつく構造で、周辺には出丸、木戸などの城に関連する地名が残っています。

 天正13年(1585年)に島津氏の侵攻に伴い、阿蘇大宮司が目丸山中に逃れて以降、廃城になっています。

 

二の丸跡です。

 

二の丸跡。

 

本丸方向から二の丸。

 

本丸への道。

 

本丸です。

 

本丸には神社が鎮座しています。

 

 

※写真は2020年7月撮影