人吉市上青井町に所在する市指定有形文化財の
青井大神宮内宮・外宮です。
国宝の青井阿蘇神社の正面向かって右奥に所在します。すぐ隣には市指定天然記念物の青井神社の楠があります。
説明板によると、この神社は人吉球磨地域の伊勢信仰の拠点となった神社だそうです。寛文3年(1663年)に京都神楽岡大神宮の分霊を勧請して創建されたと伝わり、その後、寛保2年(1742年)に再興されています。内宮と外宮の2つの社殿がありますが、どちらももとは茅葺きだったそうで、現在屋根は改修されていますが造営時の姿をよく留め、人吉藩における伊勢信仰を考える上で貴重な建造物です。
※写真は2022年7月撮影





