益城町福原に所在する
放牛地蔵(107体目)です。
文化財の指定は受けていません。
国指定天然記念物「布田川断層帯」(谷川地区)のすぐそばにあります。
放牛地蔵は、放牛というお坊さんが江戸時代の享保7年(1722年)~17年(1732年)にかけて現在の熊本市を中心に設置した石仏100数体のことです。現在では失われたものもありますが、県内各地で大切に守られています。
この放牛地蔵が所在する谷川地区は熊本地震で断層が表出するなど大きな被害が生じた地区です。この放牛地蔵の覆屋も倒れてしまいましたが、無事復旧されています。内部の放牛地蔵は無事だったようです。
百七体と刻んであります。
※写真は2020年11月撮影





