熊本市南区富合町釈迦堂に所在する市指定有形文化財の
清田家住宅です。
緑川のすぐ左岸にある釈迦堂集落の中に所在します。
熊本市HPによると、清田家の先祖は、豊後国の大友氏の支族で、細川氏が豊前国を統治した時代に細川家に仕えました。近世後期に本家を嗣いだ栄太は、明治維新後城下を離れ、縁故のあったこの地で地主業に転じたそうです。清田家住宅の敷地内には、主屋を中心に長屋門、米蔵、外塀、内塀が残されています。建築年代は米蔵が明治6年(1873)、主屋が明治9年(1876)です。
なお、指定には附で知行宛行状などが含まれます。
熊本地震で被災し、復旧工事が終わった後の姿です。
※以上の写真は2020年2月撮影
被災後、復旧工事前の写真です。
※以上の写真は2017年8月撮影




