玉名市山田に所在する市指定重要有形文化財の
石造十六橋です。
玉名バイパスのすぐ北側にある石橋です。
玉名市HPによると、明治16年に架けられたと伝わる全長約7mの石造刎橋です。県北地域において現存する石造刎橋は、菊池市内の1基(立門橋のうち持送り式桁橋のほう)及び玉名市内の2基(十六橋・乙宮橋)のみだそうです。玉名市内の石橋の大部分が凝灰岩切石を使用していますが、この橋は花崗岩を使用していて特徴的です。
両側から桁石を持ち送りその上に橋上部の石材をのせるという珍しいタイプの石橋です。
横から。真ん中下に支柱があります。奥には現道の橋が架かっています。
橋のたもとには宝塔の塔身が置いてあります。
※写真は2021年6月撮影




