山鹿市杉に所在する市指定有形民俗文化財の
日輪寺芭蕉碑です。
山鹿市中心部から北に行った所にある名刹・日輪寺の境内にあります。
山鹿市HPによると、日輪寺は、平安時代に天台宗の寺として開山され、鎌倉時代に曹洞宗に改められました。菊池武時、加藤清正、細川忠利ら歴代の領主より手厚く庇護された名刹です。
説明板によると、この芭蕉碑は明和3年(1766年)に建てられたもので、碑の正面上部に松尾芭蕉作の「己が火を木々の蛍や花の宿」という俳句が刻まれています。山鹿の俳人の風斜(山下甚左衛門)が芭蕉を敬い建てたものだそうです。蛍の俳句であるため、「蛍塚」とも呼ばれているそうです。
※写真は2020年1月撮影

