熊本市西区河内町岳に所在する市指定史跡の

道家之山(どうけしざん)の墓です。

 

 場所がとても分かりにくいです。県道1号熊本玉名線沿いに道家之山の墓に行く細い道(未舗装)の入口があります。この入口は、河内方面から県道1号を通って熊本市街地方面に行く際に、県道と椎亀公民館の前を通る旧道に別れる所の少しだけ手前の県道沿いの場所にあり、そこから左側(東側)に向けて藪と竹の中を登っていくと現地に着きます。

 『新熊本市史』によると、道家之山は、幕末から明治初にかけて活躍した肥後藩士で、嶽村川床に在宅し、禄高は150石でした。藩校の時習館の訓導で細川韶邦の養育係などを勤めた後、明治2年に権大参事となり、同4年に辞職した後、之山と号したそうです。

 

道家家の墓地の中に之山の墓があります。

 

右の奥が之山の墓です。

 

少し前傾しています。

 

 

 

 

 

道家家の墓地の状況です。

※写真は2020年5月撮影