阿蘇市一の宮町手野に所在する市指定史跡の

迎平古墳群(七ツ塚)5号墳です。

 

 阿蘇神社のずっと北側にある国造神社の近くに所在する古墳群です。

 説明板によると、迎平古墳群は別名七ツ塚とも呼ばれ、以前は円墳が7基あったと伝えられています。消滅した6号墳からは画文帯神獣鏡が出土しています。県内でも画文帯神獣鏡が出土しているのは和水町の江田船山古墳や宇城市の国越古墳などそれほど多くないにもかかわらずこの阿蘇地域から出土しているのは面白いですね。古墳群自体は5世紀後半頃の築造と見られ、近くに所在する「中通古墳群」(県指定史跡)から継続する古墳群と考えられています。

 

 

 

 

※写真は2020年6月撮影