山鹿市鹿央町合里に所在する市指定史跡の
駄の原釜石古墳です。
九州自動車道のすぐ東側に位置します。福岡方面から熊本方面に九州自動車道を南下していると左側に大きな一本の木を目印にこの古墳が見えます。
現在は、墳丘は完全に失われていて、横穴式石室の石材だけ残っています。残り具合はそこまでよくなく、説明がなければこれが石室の石材だとは分からないくらいです。
この古墳は、米原長者(山鹿市菊鹿町米原にいたとされます)と宝比べをした駄の原長者の「カマド」の跡という伝説があります。それが古墳の名前の由来にもなっています。
木の根元にいくつか石室の石材が残っています。高速道路からはこの木がよく見えます。
少し近づいたところ。北側から。
西側から。石材が並んでいるのが分かります。
右奥に車が走っているところが九州自動車道です。
※写真は2022年8月撮影








