天草市有明町楠甫に所在する市指定有形文化財の

楠甫(くすぼ)五輪塔です。

 

 上天草市との市境に近くの山の麓に位置します。

 説明板によると、この五輪塔は中世天草地方で活躍した天草五人衆の一人、大矢野氏に関係するものと考えられているそうです。近くには大矢野氏が居城とした楠甫城跡も残されています。

 

楠甫五輪塔へはここから上の墓地の方に登っていきます。

 

坂を上った先に五輪塔が並んで所在します。

 

 

五輪塔は3基あります。

 

室町期くらいのものでしょうか。やや小ぶりな五輪塔です。

 

 

 

 

 

※写真は2022年8月撮影