合志市豊岡に所在する
黒石原(飛行場)奉安殿跡です。
文化財の指定は受けていません。
自衛隊の黒石原演習場の近く、黒石原コミュニティセンターの正面に所在します。
合志市教育委員会の説明板によると、黒石原飛行場は昭和16年(1941年)にこの辺りに航空機乗員養成所として開所されたそうです。同じ時期にこの奉安殿も創建されました。この黒石原の奉安殿は洋風で表面には大理石が貼られていました。戦後は多くの奉安殿が解体されましたが、この奉安殿は解体を免れ、原形、原位置に残る県内でも唯一のものだそうです。
表面に白い大理石が一部残っています。
内部です。
※写真は2020年5月撮影