益城町広崎に所在する
猫伏石です。
文化財の指定は受けていません。
益城町広崎の住宅街の中、そして道の真ん中に横たわっている巨石です。
説明板によると、加藤清正に親(木山弾正)を殺された横手五郎という力持ちの男が、親の敵を討つために熊本城普請に加わったところ、清正の命によって城の土台となる大きな石を探していたそうです。なかなか見つからない中、益城町を流れる木山川を遡った所で大きな石を見つけ、猫伏(ワラで編んだ敷物)に包んで背中に背負って熊本城へ戻ろうとしましたが、猫伏が重さに耐えきれず破れてしまい、大きな石はその場に残して小さな石だけ両手に抱え帰ったそうです。その時残された石がこの猫伏石といわれているそうです。
道(交差点)の真ん中に巨石があります。
※写真は2019年8月撮影



