上天草市大矢野町上に所在する市指定有形文化財の
遍照院銅造梵鐘です。
大矢野島の中央部に位置する遍照院にある銅鐘です。
上天草市のパンフレットによると、遍照院は、島原・天草の乱後に天草を復興させるために当時の代官であった鈴木重成が建てた寺院の一つで、正保3年(1709年)に建てられたそうです。この梵鐘は、刻まれた文字から、宝永6年(1709年)に肥前国の谷口安左衛門兼清という鋳物師によって造られたことが分かるそうです。
遍照院の入口です。
右上方にあるのが、市指定の銅鐘がある鐘楼です。
この銅鐘が市指定の銅鐘です。
銅鐘には文字がたくさん書かれています。
※写真は2022年8月撮影