阿蘇市一の宮町坂梨に所在する市指定有形文化財の

天神橋(めがね橋)です。

 

 県内でも宿場町の名残がよく残る坂梨の豊後街道に架かる石橋です。

 隣に天神社があるため天神橋と呼ばれています。この石橋を架けたのは、種山石工の夘助です。卯助は、現在、国指定文化財となっている霊台橋を完成させた後、すぐにこの天神橋の架橋にとりかかったそうです。

 

坂梨宿を通る豊後街道。奥に見えるのが天神橋です。

 

西側から橋に近づいたところ。現在も多くの車が行き交います。

 

東側から。

 

横から。

 

手前の親柱には文字が刻まれています。

 

親柱です。「弘化四年丁未春吉辰 八代郡種山手永 棟梁 石工夘助」と刻まれています。

 

※写真は2019年5月撮影