小国町上田に所在する町指定史跡の
神籠山横穴古墳です。
国道442号沿いの山の中腹にあります。横穴古墳という名称ですが、現在でいうところの横穴墓になります。神籠山という名称は地元の地名か山の名称だと思いますが、古代の「神籠石」(白村江の戦い前後に造られた古代山城)を想起させる興味深い名前ですね。この横穴墓は大正時代に偶然発見されたそうです。
ここが横穴墓への入口です。手前を走る道路が国道442号。「神籠山横穴古墳」と書いてある白い標柱がある所の左側から登って行ったところに横穴墓があります。
これは奥壁だけが残っています。複数基の横穴墓がありますがどれも残りはよくないです。
横穴墓の中に石仏が祀られています。
ここも横穴墓の中に社が祀られています。
これも残りはよくないです。
※写真は2020年2月撮影