甲佐町豊内に所在する町指定有形文化財の
簗の樋門です。
アユ料理が楽しめる「甲佐町やな場」のすぐ上流にある樋門です。文化14年(1817年)~天保3年(1832年)頃に造られたといわれていて、緑川から引き込んだ灌漑用水の水量を調節するために設けられたものです。
アユ料理が楽しめる「やな場」です。現在では加藤清正の頃には川狩りの茶屋として存在したといわれています。写真を撮った時は新型コロナ等の影響により営業を休止していましたが、今年度から再開されています。簗の樋門があるのは「やな場」の前面になります。
簗の樋門です。アーチ部は比較的狭いです。
アーチ部のアップ。
※写真は2021年1月撮影