天草市魚貫町に所在する市指定有形文化財の
日輪碑(切石様)です。
海水浴場として有名な魚貫崎海水浴場から少し西側に行ったところの道沿いにあります。
大きな岩の上部に日輪、その下に南無阿弥陀仏と刻まれています。
説明板によると、魚貫崎地区の古い伝承では、近くの大蛇池に大蛇が棲んでおり、天草町大江のお万が池に棲む恋人の所に通っていたそうですが、大蛇が通ることで田畑が荒れるため、住民たちはこの日輪碑を建立して大蛇の行く手を遮ったとされるそうです。
道路沿いに位置します。真ん中の大きな岩が日輪碑(切石様)です。
少し拡大。
さらに拡大。真ん中上部に日輪が、その下に南無阿弥陀仏の文字が刻まれています。
※写真は2021年12月撮影