玉東町白木に所在する町指定有形文化財の
山北八幡宮仁王像です。
山北八幡宮の裏手(八幡宮を正面に見て左奥)にあります。
説明板によると、この仁王像の寄進者は現在の玉東町原倉立岩の住人であった袖七という盲目の琵琶奏者で、次の世に生まれ変わる時には相撲取りのように大きく丈夫な体に生まれたいと願い、蓄えたお金で寛政4年(1792年)に山北八幡宮に寄進したそうです。
八幡宮の裏手の奥まったところにあります。元々は楼門の両側にあったそうですが、明治元年(1868年)に神仏分離令が発令されて現位置に移されたそうです。
正面から。
迫力がありますが、少しユーモラスな感じもします。
横から。
※写真は2020年7月撮影