甲佐町上揚に所在する町指定有形文化財の
豪淳の碑です。
甲佐町役場周辺から甲佐神社に行く途中の町指定有形文化財「鵜の瀬堰」近くの墓地内にあります。
平成28年熊本地震で被災したため修理され、令和元年(2019年)に町指定文化財になっています。
豪淳は、戦国時代に肥後国で活躍した僧侶で、この碑のすぐ近くにある甲佐神社にあった神宮寺を永禄元年(1558年)に再興した僧侶としても知られています。
豪淳の碑は、永禄11年(1568年)に建てられた高さ2mを超すとても大きな碑です。
この墓地内の一角にあります。
上部に大きく梵字「ア」を配置し、下部に銘文が刻まれています。
碑正面のアップ。
銘文のアップ。左側に「永禄十一」の文字が見えます。
※写真は2021年3月撮影