玉名市岱明町上に所在する市指定重要有形文化財の
大野伊勢守紀光隆の墓です。
所在場所は、玉名市岱明町上の太陽光発電施設の隣接地の墓地の中になります。元は平等寺というお寺があった場所だそうです。
墓は五輪塔で、地輪の下に別の地輪が据えられているので背が高く見えます。
大野氏は鎌倉時代に玉名郡の西半分の地頭に任ぜられた家で、元寇の際にも活躍しています。ただ、南北朝期以降は弱体化したようです。
正面から
ナナメから
正面タテのカット
地輪アップ
正面右側には「文中二年八月廿三日」、そして左側には「伊勢守紀光隆 行年丗九」と刻まれています。
※文中二年=1373年・・・南北朝時代
※写真は2020年4月撮影





