『スキャモンの成長曲線』
というものがあります。
神経の発達は約5歳までに成人の80%発達する。
というものです。
それに比べて、身体の発達(筋力、肺、循環系)は、
もう少し後に発達。
したがって、幼児期には
いろんな動きを身に付けていく。
これに重点をおいたスポーツの取り組みが、多くの本などで、
推奨されています。
いろんな動き???
確かに、考えてみると身体の動きの組み合わせのパターン。
かなりいっぱいありそうです。
筋肉を縮める、伸ばす、ひねる
こんな動きがそれぞれの関節ごとにあるわけです。
しかも、
目いっぱい腕を伸ばすのか?
80%伸ばす(20%縮める)のか?
完全に曲げる(縮めるのか?)
伸ばすだけでもいろんなパターンがあります。
どんなパターンの運動が良いか?
となるとなかなか難しそうです。
取りあえず、できること。
公園で遊ぶときは、一つのことばかりする。のではなくて、
いろんな動きや遊びをする。
これが、大事なような気がします。
そして、
子どもが楽しい!
と思うこと、これが、とても大切です。
ちなみに、スキャモンの発達理論も頭の周囲の大きさと
重量などを基準にしているようです。
頭が大きければ、重ければ、運動が得意か?
そんなことはない気がします。
よく運動神経は10歳まで。とか書かれていますが、
個人的には、発達するまでだけが大事??
ではなく、
発達した後も多くのことを身に付けていける。
そう考えて、生涯スポーツを楽しんでいける。
こんな考え方が自分は好きです。
