コンフォートフィジカルサポート
三好 拓己
心と身体は繋がっています。
心が健康だと
身体も健康で
心が病んでいると
身体も病んでくる
心に緊張があると
身体にも緊張がある
これは心身一如という古くからある考え方です。
最近では、身体に関する意識や関心が高まっているように感じます。
それは私はとてもいい傾向だと思いますし、人々の健康に携わるお仕事をしている身としても、嬉しい限りです。
しかし、その関心や意識というものが自分の外に向いている事が多くの人の心と身体のバランスを乱してしまっているとも感じています。
表面的だと、もっと綺麗になりたい、痩せたい、筋肉をつけたい…
それらの多くはメディアが作り出す価値観によって植えつけられているといっても過言ではないです。
それらの考えが行き過ぎてしまうと、綺麗にならないといけない、痩せないといけない、カッコいい身体にならないといけないといった所までいってしまうのではないかと思うわけです。
そして、今の自分に不足しているものは何か…。
何か新しいものをあれもこれもと詰め込むことを始めます。
焦りや、理想によって積み重ねるのは心の疲労です。
それがいつの日か悲鳴に変わることもあります。
筋肉は緊張と弛緩(ゆるめる)のバランスが大切です。
自分の意識が外に向いている状態というのは、身体も心も緊張状態にあります。
逆に自分の内側に意識が向くようになると、ゆるめるという事の大切さに気がついていきます。
どこか体調が優れないなと感じたり、痛いところがある場合には自分の内側に目を向けてあげる時間が必要です。
そして、心と身体を休めるという方法を取りましょう。
私からは2つ。
1つは良く寝ること。
食べることも大切ですが、それ以上に寝る事。
睡眠は心も身体も健康に保つ為に最優先して欲しいものです。
7時間〜8時間の睡眠時間を毎日確保する事です。
私は昨年からこの睡眠時間を確保するようになって、体調がすごく良くなりました。
疲れの残り方も全然違います。
2つ目は、触れてもらう事。
自分では気がついていないレベルで、身体は緊張しているものです。
これは、日々の暮らしの中で仕事で成果を出そうとか、頑張って運動をしようとか、真面目な方であればあるほど緊張のレベルが高いと感じます。
その高まった緊張は、自分ではどうも出来ない事があります。
そこで身体に関する専門家に触れてもらい、客観的に身体をみてもらう事で、自分の身体の緊張に気がつく事が出来ます。
心と身体は繋がっています。
どちらも緊張と弛緩のバランスが大切です。
緊張が強い方が多いと思いますので、先ずはゆっくり休みましょうね。
それではまた明日。
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