コンフォートフィジカルサポート
三好 拓己
多くの人が日常的に首を緊張させてしまっています。
それも無意識のうちにです。
これを読んでいるあなたの首はどうなっていますか？
きっと、スマホを手に首を前に倒している人が多いでしょう。
(改善エクササイズも紹介しますので、目線を少し上げて最後まで読んで下さいね。)
まずは普段どれだけ緊張しているか、それに気がつくだけでも大きな変化があります。
是非読み進めながら、実践して下さいね。
この記事は
⑴頭、首の緊張を取る「風船エクササイズ」
⑵背骨を伸ばしてゆるめる「恐竜エクササイズ」
の順で書いていきます。
◆◇◆
頭、首の緊張を取る
「風船エクササイズ」
背骨の中で最も動く部分が首の骨である頚椎です。
前にも、後ろにも、横にも、斜めにもゆらゆら動きます。
座って居眠りしていると、首がカクンとなった経験ありませんか？？
本来あれくらいゆらゆらと動く首ですが、どうですか？ガチガチになっていません？
自由に動き回る構造をしていますが、どうやらちょっとバランスを崩しただけで、筋肉や骨に負担がかかるつくりのようですね。
重たい頭の位置が崩れる(姿勢が悪い)と、肩や背中が緊張し、首に伝わってくることもしょっちゅうです。
まずは、その重たい頭をかるーくするイメージで
「風船エクササイズ」を行なっていきましょう。
【やり方】
⑴あなたの頭はふわふわ浮いている風船です。
(イメージです)
⑵ゆっくり息を吸って、その風船にヘリウムガスを入れていきます。(イメージですよー)
⑶ヘリウムガスが入ってくるに従って、顔の緊張もゆるんでいきます。(そんな感じで)
⑷そして、頭がどんどん軽くなり風船のように空中に上がっていくように。
コツはゆっくりの呼吸とイメージ力です。
◆◇◆
背骨を伸ばしてゆるめる
「恐竜エクササイズ」
背骨の終点は上側は首・頭で、下側は仙骨・尾骨です。(ちょっと尻尾みたいな骨があるところです)
身体は上から下まで繋がっています。
椅子にだらっと座っていて、腰が丸まっていたら少し腰を伸ばすようにしてみて下さい。
骨盤が立ち、腰が伸び、胸が開き、首が長くなるのが感じられると思います。
うーん、いまいち分からないですか？
では、その効果を実感するために一緒に「恐竜エクササイズ」を行いましょう。
※あなたは今から大きな草食恐竜です。
いいですか。
イメージですよー。
【やり方】
⑴四つ這いになります。
⑵背骨の上側の終点(首、頭)を意識します。
それから下側の終点(仙骨、尾骨)を意識します。
⑶あなたは大きな草食恐竜です。
⑷首は前に、仙骨・尾骨を後ろへと静かに伸ばしていきます。それに伴い、背骨の伸びも感じましょう。
⑸少しやったらゆるめて、また伸ばします。
これを数回繰り返しましょう。
どちらもイメージが大切です。
そして、ゆっくり呼吸を行うこと。
最初はうまくゆるめるとか、伸びるとか感じにくいかもしれません。
でも、続けていくことで段々とゆるめられたり、伸ばしやすくなったりしていきます。
何年もかけて今の身体が出来上がっていますので、改善するのもコツコツとやっていきましょう。
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