茨城の訪問パーソナルトレーニング
コンフォートフィジカルサポート
三好 拓己
今回は更年期における心と身体の症状から、食事面と運動面でできることについて、質問箱に頂いた質問に答えていきます。
この記事は
⑴更年期の症状について
⑵食事面について→おススメは大豆!
⑶運動面について→楽しく続けられる運動を!
の順でお答えしていきます。
更年期の症状
原因は女性ホルモンの減少
閉経を挟んだ前後10年間を更年期といいます。
この時期には、女性ホルモンであるエストロゲンが減少することにより、様々な症状が現れてきます。
簡単に説明いたします。
本来、脳から女性ホルモンを出しなさいと指令が出ます。そしてその指令に卵巣が従い、エストロゲンを分泌します。
しかし、年齢とともに卵巣の機能が落ちてくることで、脳からの指令が出てもエストロゲンが分泌されなくなります。
これが原因で脳は混乱し、ご質問者様がおっしゃる【体と気持ちがずれる】状態がでやすくなるとされています。
主に表れる症状としては
・頭痛、めまい、耳鳴り、不眠、憂うつ
・ホットフラッシュ(のぼせ、ほてり、発汗など)、冷え、動悸、息切れ
・食欲不振、吐き気、便秘、下痢
・肩こり、腰痛、関節痛
・頻尿、尿失禁、残尿感
症状の重さは人によって変わるようですが、この時期の女性の約8割は何かしらの症状を自覚しているようです。
免疫力や体力をつける食事
バランスの摂れた食事というのは、もっともらしい答えになるのですが、おススメの食品としては大豆です。
大豆に含まれる、大豆イソフラボンは女性ホルモン(エストロゲン)に似た働きをしてくれます。
閉経後減少した女性ホルモンの働きを担ってくれるので、積極的に摂るように心がけましょう。
また、エストロゲンの減少により糖尿病や骨粗しょう症にも気を付けたい時期ですが、大豆イソフラボンにはそれらの予防にも効果があるとされています。
含まれている食品は
きな粉、納豆、味噌、油揚げ類、豆腐などです。
免疫力や体力をつける運動
先ほど申し上げたように、閉経後はエストロゲンの減少により糖尿病や骨粗しょう症などの生活習慣病のリスクが高まります。
体力や筋力低下を防ぐためにも運動は是非行いましょう。
行うものは軽い有酸素運動(近所を散歩するなど)や筋力トレーニングも効果的です。
関節も弱くなってくるので、正しいフォームで行うことが大切です。
一度、専門家にフォームをみてもらうといいかもです。
一番はご質問者様が楽しく続けられる運動を行うことだと思います。
身体の変化や心の変化、まわりの環境の変化もあるかもしれません。
ご質問者様の日々が今より少しでも楽しく、充実したものになりますよう心から願っております。
また、同じように悩んでいる方にもこの思いが届きますように。
ご質問、ありがとうございました。
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