僕はパーソナルトレーナーとして、運動指導を行っていたり
時にはピラティスの先生として、レッスンを行ったりしています。
ピラティスの特徴はたくさんありますが、僕が好きな特徴の1つは、「自分の身体と向き合う時間」、それは「自分と向き合う時間」なことです。
自分の身体を自分で動かす。
このことは、あらゆるスポーツに共通ですし、日常生活でも当てはまります。
自分の身体を自分が指令する、と言えば当たり前に響きますが、これが意外とできないのです。
走ったり、飛んだり、ボールを蹴ったり、ボールを投げたり、これらは多くの反復練習で無意識のうちに上達するのですが、ピラティスは、回数をこなして確率を上げるというより、1回1回の動きを意識して動くのです。
この時間こそが、自分の身体と向き合う時間です。
そして、徐々に自分の身体に集中していくにつれ、自分についても感じるようになります。
日によって、それが今日の体調だったり、今日の精神的な気分(落ち着き、ざわつき)だったり、出来た出来ないに対する自分の心(怒り、寛容、チャレンジ)だったり。
こうした自分と向きあえるのも、僕がピラティスを好きな理由です。
スポーツの素晴らしさをそれぞれに感じますが、ピラティスが与えてくれる『特別な空間と特別な時間』も大好きです。
感覚的なお話なので、1回のレッスンでは分からないかもしれませんし、感じ方も違うかもしれません。
でも、レッスンの中で、あるエクササイズが「なんとなく出来ちゃった」よりも大事なのは、自分の身体を知ることであり、自分の意志で自分の身体を動かし、向上させようと思い、実際に挑戦することだと思います。
自分の身体と向き合う特別な時間
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