今日で、東日本大震災から、二年が経ちました。

もう、な様な。。

まだ、な様な。。

忘れない、忘れない、と言いながら、

二年前のブログを読み返してみると、

改めて思い出すことがたくさんでした。

地震が起きた時の店内の様子は、未だに鮮明に覚えています。

店内のお客様は4人。
私は2人掛け持ちで担当していました。
1人は、カラーの放置タイム中、
もう1人は、カットの男性でした。

震度5強の一度目の揺れで、
販売商品棚のディスプレイ商品が落ち、
待合に飾っていた、サボテンの鉢が落ちて割れました。

店内から見える、みずほ銀行のATMの前で1人でいた小さい子供に、お母さんが駆け寄って抱きしめていました。

辻さんが、入口のドアに走って行き、椅子を使ってドアが閉まらない様に抑えてくれました。

ガスが止まってしまい、お湯が出なくなってしまい、
末平さんが、ボイラーを直しにいったり、東京ガスに電話してくれたりしました。

ガスが直らないまま、お湯のでないシャワーで、私のお客様のカラーシャンプーを高倉さんにしてもらいました。

私はカットのお客様を急いで仕上げて、
いつもは、アフターシャンプーをするところを、
ドライヤーの風で髪を飛ばして終わらせてもらいました。

第二波が来た時、店内の窓ガラスのゴムパッキンが揺れと共に剥がれ落ちていきました。
もし第三波が来たら、ガラスも割れたかもしれません。。


お店から見える小さい公園に、保育園の子供達が、先生とみんなで手をつないで避難して来ました。


とにかく、お客様を、仕上げよう!しか考えられませんでした。

本部からの連絡で、スタッフも帰れる人から帰しましょうと連絡がありました。


お店には、テレビもないので、インターネットからの情報で、東北に大地震が来たことがわかりました。

お店がなんとか片付いて、6時半くらいにお店を出て、自転車で帰りました。
246は、歩いて帰る人たちがゾロゾロ。。

スーパーに寄ろうかと、自由通りのマルエツに行ったら、
バス停と、公衆電話に長蛇の列。

レジも長蛇の列。。

なんなんだろう?なんて思いながらお家について、
自分の部屋は、ちっとも崩れてもいなかったので、またびっくり。
テレビをつけて、ようやく、大津波が襲ったことを知りました。

Twitterで、帰宅難民になっている友達の実況中継の様なツイートを読んだり、
続く余震にびくびくしたりして。。

怖くてお風呂にも入らず、着替えもせず、ソファで朝まで過ごしていました。

次の日出勤しながら、家族と、おばあちゃんと、店の前に1人で住んでいるおばあちゃんに電話してみんな無事でした。

営業前に予約のお客様全員に電話したら、まだ帰宅難民で帰り着いていないというかたもいました。

すごく気温も下がっていて寒かったのも覚えています。

それからの計画停電や節電で
帰り道が真っ暗だったり、コンビニの商品が全然なかったり、
テレビもCMが全然やらなかったり。。。

そんな日々が続いていましたね。。。

出来事は、忘れないけど
その時感じた気持ちは、だんだん薄れて行きますね。。

いままた、日本中が、二年前のことを思い出していますね。
あの日、あの頃感じていた気持ち、毎年思い出すことと
明日くるかもしれない大地震に備えておくこともしていかなければなりませんね。。

改めて、また、がんばります!!