スペインの建築家アントニオ・ガウディ が生まれて、今日6月25日で161年である。
彼の一番有名な作品は、スペインのバルセロナに建設されている「サグラダ・ファミリア (聖家族教会)」かもしれない。
このカソリック協会は、着工が1882年である。
このときは、ガウディではなく、建築家フランシスコ・ビリャールが、無償で設計を請け負っていた。
しかし、翌年、ビリャールが、協会側と意見が対立したため、建築家を降りたらしい。
その後を引き継いだのが、冬至は、まだ、無名のアントニオ・ガウディであった。
このあと、40年以上にもわたってガウディは、このサグラダ・ファミリアの建設をライフワークに一生を終えている。
ガウディは、このサグラダ・ファミリアのカッチリとした、設計図は、作らなかったらしい。
彼のイメージの赴くままにつくられていくサグラダ・ファミリアは、130年以上経った今でも、ガウディの弟子たちや、その情熱を継承する建築家達の手で、造られ続けている。
サグラダ・ファミリアの完成には、あと、100年、いや、200年以上もかかると言われている。
今、この地球上に生きている人々には、完成を見ることができないだろう。
遥かな膨大な時間の流れの先に、人々の信仰と情熱と技術によって、つくられる美しいサグラダ・ファミリア。
人類の夢の欠片のひとつが、この地球上に残るのである。
うん、まあ、人間もオレ様たちほど、寿命はないが、夢や希望をしっかりと未来につなげているってことだな。
