あなたは人が怖いということはないですか?
怖いとしたら・・
なぜ怖いのでしょうか?
おはようございます。
彼氏ができても結婚できない方には必ず原因があります。あなたの恋愛・婚活の悩みを解決します。
心理カウンセラーの吉田亮介です。
対人恐怖症と言われるものがあります。
実は、僕も20歳の時は対人恐怖がありました。
実はというか、このブログやメルマガでは何度も言っているのですが(笑)
僕の対人恐怖は、「人にどう思われるか異常に気になる」というものです。
日本人は、そもそもが村社会と言われて、人目を気にする文化があります。
それが度を越して過剰になって、暴走した感じですね。
簡単に言ってしまえば、
対人恐怖その1
人にどう思われるかが異常に気になる。
ということです。
ちなみに、僕自身、メンタルブロックを解除して、今現在は、過剰なものはすっかり取れました。
ちょうど平均?くらいか、それよりも気にしなくなったかもしれないと思います。
それに対して、もうひとつの対人恐怖があります。
もうひとつは、基本的に、小さい頃、両親から何らかの事情で、安全を確保してもらえなかった時に出来るものです。
例えば、一番、わかりやすいのは、両親が怒鳴ったり、殴ったりして来た場合です。
当然、怖いですよね?
家にいてもいつも緊張しています。
安心する感覚が持てません・・。
親が信頼できないし、安心できない存在なのです。
※大体の場合、その親もまた、親に保護されていないので、できないことが多いですね。不幸の連鎖です。
本来、子供は保護される存在です。
両親に保護され、守られることを通して、基本的な安心感を獲得することができます。
その基本的安心感が形成できないまま大人になると基本的に人が信じきれないし、心の中に安心感がないので人が怖くなります。
つまり、
対人恐怖その2
安心感、守られている感覚がなく、人が信頼できない。
ということですね。
さらに、この対人恐怖その2のパターンでは、
両親が忙しすぎて、あるいはストレスフルで、保護してもらえないという場合もあります。
両親が自営業などの場合に多くみられます。
※「自営業=子供は不安」ではありませんよ!
あるいは、お母さんが、いわゆる”おしゅうとめさん”のイビリにあっていて、
いつもストレスフルでピリピリしている場合なども多いです。
どちらも結果的に子供は『安心感』が得られにくい環境になってしまいます。
それと意外と盲点になるのが「心配性のお母さん」です。
一見、子供のためを思ういいお母さんにみえるので、問題がわかりにくくなります。
ですが、
「ちゃんと、●●をしたの?」
「大丈夫?」
「危ないからやめなさい!」
などなど、実は、けっこう子供をコントロールしています。
子供がそっぽを向こうとすると、
「お母さん、もう知らないからね!」
と言って逆にそっぽを向きます。
子供は、見捨てられるのが怖いのでお母さんの言うことを聞きます。
結局、子供は基本的な安心感、守られている感覚が持ちにくいのです。
心配症のお母さんの場合、
ある程度、大人になって、あなたが逆にそっぽを向いてお母さんから離れようとすると、
今度は逆に追いすがって来ます。
「お母さん悲しい・・」
「お母さんは、あなたが心配・・」
だいたいこんなイメージです。
そうなると子供はいつまでたっても親離れできません。
経済的に自立できる能力があっても、なぜかずっと実家にいたり、独身のことが多いですね。
母親から離れるのがすごく不安だからですね。
それは自分が自立してやっていけるのかどうかという不安もありますが、
自分が自立することで、親がどうなってしまうんだろうか・・
お母さんは、私がいなくても生きていけるんだろうか・・
というような不安も出てきたりします。
結婚できなかったり、婚期が遅れることも多いですね。
この問題は根深い問題なのでまた日を改めて取り上げたいと思います。