今日は1年に1度の特別な日。
クリスマス・イブですね!
このブログを読んでいる方の中には、もしかするとひとりきりのクリスマスの方もいるかもしれませんね。
あるいは、彼はいるけど仕事の都合で会えないとか。
あるいは、彼はいるし、クリスマスは一緒に過ごすけど、何かうまく行ってなくてモヤモヤしている・・。
そんな方もいるかもしれません。
今日は、クリスマス・イブだけど、何かモヤモヤするとか、落ち込んでいる、恋愛がうまくいっていないというあなたのためにこの記事を書きます。
元気になる話を贈りたいと思います。
ご存知の方もいるかもしれませんが、すごい話です!
実話ですよ。
------------奇跡のリンゴ------------------------
1970年代の青森県中津軽郡岩木町(現・弘前市)でのお話です。
三上秋則(みかみあきのり)はリンゴ農家・木村家の一人娘、美栄子(みえこ)と結婚して木村家の婿養子(むこようし)となりました。
サラリーマンを辞め、美栄子(みえこ)と共にリンゴ栽培(さいばい)にいそしんでいました。
が、ある日、美栄子の体に異変が生じてしまうのです。
美栄子の体は年に十数回もリンゴの樹(き)に散布する農薬に蝕(むしば)まれていました。
秋則(あきのり)はそんな美栄子のために無農薬によるリンゴ栽培を決意します。
ですが、それは当時、絶対に不可能な栽培方法と言われていました。
それでも、秋則は美栄子の父の支援を受けて無農薬栽培に挑戦します。
ですが、やっぱり、何度も何度も失敗の連続。挫折しかありませんでした。
それだけでなく害虫の大発生の末、近所の農家にまで迷惑をかけてしまうことになります。
次第に周囲の農家からも孤立していき、妻や娘たちにも肩身の狭い思いをさせてしまいます。
木村家は、借金ばかりが増えて行き、年々貧しくなり、テレビはなくなり、冬でも暖房すら使えない状態となってしまいます。
10年の歳月がたってもリンゴが実ることはなく、追い込まれた秋則はついに自ら命を立つことを決意します。
自殺するべく山中に分け入って行きます。
すると、彼はそこで自生した1本のくるみの樹を発見します。
樹木は枯れることなく、また害虫も発生していません。
秋則はこの一本の自然のくるみの樹を見て、これはりんごの樹でも同じことが考えられるのではないか!と思います。
これが奇跡の大逆転の糸口となりました。
ここからは、記憶をたどって書きますので細かいところは多少違ってもご容赦ください。
それから、秋則は土壌(どじょう)を自然と同じにするべく、雑草を刈り取るのをやめ、自然のままに放置します。
そうすることで土が自然本来の形に戻ると考えたのです。
それでも、なかなか思うように行かずリンゴは全く実りません・・。
そこからさらに5年・・。
ついにリンゴが実ります!
そのリンゴは「奇跡のリンゴ」と言われ、大絶賛されます。本当に美味しいそうです。
何百年も前の、自然の中のりんごの木と違って、現代のりんご園のりんごは、農薬や肥料を使うことを前提に品種改良されてきたものです。
そのため、無農薬栽培というのは本当に奇跡というにふさわしいそうです。
---------------ここまで-----------------------------
さて、何が言いたいかはわかると思います。
人間、諦めたらそれまでです。
でも諦めなければ奇跡も起こるんです。
100歩ゆずって、結果として奇跡が起こらないとしても、最初から諦めてしまって、希望もなく生きるより、希望を持って生きて行く方がいいのではないでしょうか?
あしたは、また別のお話をお届けしたいと思います(^_^)
クリスマス・イブを奇跡が始まる日にしたいですね!
最後までお読み頂きましてありがとうございました。