こんにちは
「毒になる親で苦しんでいるあなたへ ３か月で子供時代のトラウマ（心の傷）を解消」
心理カウンセラーの吉田亮介です。
毒になる親のケースをひとつお話してみたいと思います。
ある女性は母親の呪縛(じゅばく)に苦しんでいました。
いつも支配的で束縛してくる母親。
成人しても、細かなことまであれこれと口出し、して来ます。
その女性は、ウンザリしていました。
この母親にいかに困らされているかをたくさん話してくれました。
十分に話を聞いた上で、僕は提案してみました。
「そんなに大変なら家を出るというのはでうですか？」
すると、なぜ家をでられないのかという理由をたくさん説明してくれました。
最初からそうなることはわかっていました。
なぜならそれこそが問題だからです。
この女性が母親から受け継いだものがあります。
それは「不安」です。
外の世界がいかに危険に満ちあふれているのか。
それを小さい頃から口をすっぱくして母親から聞かされて育ったのです。
「●●ちゃん、そんなことしたらダメよ！ケガするわよ！」
「●●ちゃん、４時になったら帰ってこないとダメよ！怖いおじさんに誘拐されちゃうわよ！」
「●●ちゃん、危ないから！それはあ母さんがやるからあなたは座ってなさい！」
「●●ちゃん、ちゃんとピアノくらい習わないと将来お嫁さんになれないわよ！」
あくまで例ですが、こんな感じでいつも何かにつけて「不安」を植え付けられるのです。
もちろん、母親は悪気なくです。
さて、この女性が大人になってどうなったか？
母親の許可なしには、ものごとを決められなくなります。
もう成人したので、母親の意向を無視することもできるはずです。
でも、それはしません。
なぜでしょうか？
母親の言うことを聞いていれば母親が守ってくれるからです。
母親に縛られてイヤだ！と言っていた女性も反面、そんな母親から離れるのが怖いのです。
箱の中は窮屈（きゅうくつ）です。
でも、箱の中に入れば、安心安全なのです。
箱の中にいる限り、安心と引き換えに、自分の人生を生きることができません。
結婚も難しいでしょう。
結婚は、基本的には、親から離れた人間同士がするものだからです。
それでも、親の意向に沿って結婚する人もいますが、きっと自分か相手のどちらかが苦しむでしょう。
そして、長続きしないか、冷め切っているけど形だけ続ける結婚生活なんてことにもなってしまいがちなのです。
絶対、そうなるというわけではありません。
それに人生は変えられます。
あなたの心が変われば箱から出られます。
箱から出るお手伝いをするのがカウンセリングです。
最後までお読み頂きましてありがとうございます。
「毒になる親で苦しんでいるあなたへ ３か月で子供時代のトラウマ（心の傷）を解消」
心理カウンセラーの吉田亮介でした。
毒になる親で苦しんでいるあなたへ ３か月で子供時代のトラウマ（心の傷）を解消
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