おはようございます。
「婚活に疲れたあなたへ 心理カウンセラーが教える 結婚できない本当の理由」の吉田亮介です。
「ありのままの自分」とは何か?ということについてお話しています。
今回は、心理カウンセリングどうこうではなく、「ありのまま」の本来の意味。
そもそもどこからやって来た言葉なのかということについてお話してみたいと思います。
「ありのまま」というのは、これは僕が思うには「禅」から来たのではないかと想っています。
座禅の「禅」です。
もともとは「あるがまま」というほうが近いかもしれません。
さらに、禅の源流はといえば、お釈迦様の仏教です。
さらに源流をたどれば古代インド思想などにも行き着くのかもしれません。
ですが、わかりやすい仏教をひとつのベースとしてお話してみます。
「仏教」と言えばあなたは何を思い浮かべますか?
お葬式。木魚。仏像。お線香。お坊さん。お経。などが多いでしょうか。
ここでひとつ、問題です!
仏教とは何をするものでしょうか?
何を目的としているでしょうか?
答えは・・・
「お葬式」
ではもちろんありませんよ!
仏教が目指すところは、「究極の幸福」です。
いわゆる「悟り」とかいうものですね。
この「悟り」の境地を語るさいに、「本来の自分」とか「ありのままの自分」とか言ったりすることがあります。
「これは良い」「これは悪い」などの一切のレッテルを貼らないのが悟りの境地の特徴のひとつと言われています。
「良い」←→「悪い」
「好き」←→「嫌い」
と判断した瞬間から苦しみが始まるとお釈迦様は言われているのです。
だから、そういう、評価判断することはヤメにして「ありのままの自分」でいましょうねということですね。
「あるがままの自分」という方がよりしっくり来るかもしれません。
ハッキリ言って、現実的にはなかなか難しい話しです。
特に現代人、現代日本人は「ありのまま」の対極に近いです。
全てにおいて、「良い」「悪い」「好き」「嫌い」と評価判断のオンパレードです。
だからこそ、これだけ、「ありのままの自分」というのが流行るのでしょう。
もう疲れたよ!いい加減にしてよ!
もう、評価判断とかいいでしょ!?
という現代人の心の叫びのようにも僕には思えます。
次回は、最後に、落とし所?についてお話したいと思います。
最後までお読み頂きましてありがとうございます。
「婚活に疲れたあなたへ 心理カウンセラーが教える 結婚できない本当の理由」の吉田亮介でした。
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