おはようございます。
自信がなくて彼女が出来ない30代男性の方へ
東京でカウンセリングをしている心理カウンセラーの吉田亮介です。
前回の続きになります。
言いたいことが言えない人というテーマで話しています。
なぜ、言いたいことが言えないかと言うと・・
当然の権利を主張しなかったり、大切なものを守るべき時にも何も言わないことで、相手を怒らせることを回避しているわけです。
でも何でそこまで相手を怒らせたくないのでしょうか?
それも人それぞれですが、父親が厳しかったのが原因という前回のケースの場合でお話します。
その場合、まずすぐに手が出るようなお父さんであった場合、身体レベルで恐怖が染み付いています。
なので、この場合は、理屈抜きに怖くて、相手を怒らせないようにビクビクして回避してしまうというパターンが考えられます。
手は出なかったという場合は、相手を怒らせることで嫌われるのではないか・・。見捨てられるのではないかという恐怖がある場合があります。
同じ恐怖でも種類が違うのが分かりますか?
後の方は、相手にされなくなる恐怖です。
なので、どうでもいい人には案外、ズバッと言えるのだけど、好きな人や大切な人ほど言えなかったりします。
なぜなら、その人(お父さん)の機嫌を損ねたら相手にされなくなって見捨てられそうで怖いからです。
どちらのケースでもけっこうなリスクがあります。
だから、ちょっとくらいの不利益なら自分が我慢した方が安全だというわけなのです。
表面的にみればただ気が弱いだけと思いがちですが、心の奥底には深い理由がある場合も多いのです。
誰だって、好き好んで損したくないですからね。裏には隠れたメリットがあることもあるんです。
最後までお読み頂きましてありがとうございます。
心理カウンセラー吉田亮介