みじかいストーリー
書いてみた
『福の玉』
神様たちが、空から何かをまいていました。
シャボン玉のような虹色に光っている玉です。
「何をまいているんですか?」
「あぁ、これは福の玉ですよ」
「福の玉?」
「福をみんなに届けてるんですよ」
「みんなに!?さすが神様ですね、ありがたいです!」
「でもね…みんなに受け取ってほしいんですけど、
受け取れない人もいるんですよ…普段の行いが…」
「えーーーっ!?
じゃあ私も受け取れない!?」
はっはっはっ!!
「そんな完璧な善人じゃなくたっていいんですよ!」
「でもね、残念なことに受け取れない人は毎年たくさんいるんです…」
「そこで、今年は大盤振る舞い!!」
「ジャジャーン!!」
神様たちは別の袋からピンク色に輝いている玉を出しました。
「良 心 復 活 プロジェクト 福の玉~!!」
「何ですか、それは?」
「言葉の通り、良い心を復活出来るように、
その気付きを得られるための玉です」
「さあ!これで今年は、みんなが
福の玉を受け取れますね!」
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