ボクは前を歩いている少女にくぎ付けになった。 

 

 

その少女が枯れた花の前を通った時、

 

 

枯れた花がみるみるうちに元気になって花開いたのだ。

 

 

幻を見ているのでなければ、

 

 

この少女は魔法使いなのか!?

 

 

本当にそんなものが存在するのか!?

 

 

すると一瞬光が差し、目をつぶった瞬間

 

 

少女の姿は消えていた。

 

 

ボクはその場に呆然と立ち尽くしていた。

 

 

 

 

 

どこに消えたんだろう?

 

 

 

なんて考えるのはやめておく。

 

 

確かにあの不思議な少女はいたんだ。

 

 

そして、

 

 

また会えそうな予感でドキドキしている。