こんにちは太陽



先日発覚した異所性妊娠(頸管妊娠)がすごく稀なケースのようで、調べてもあまり記事が出てきません。


今後どなたかの参考になれば、と思い治療や経過について記録したいと思います!






かなり長くなるのでご興味があれば読んでみてください。





まずは妊娠の経過。


今回も体外受精で凍結胚移植。


BT9 の判定日にhcg105で陽性判定。


5w0dの診察で胎嚢を確認できたが、子宮口近くにあるため、もしかしたら妊娠継続は難しいかもしれない、との診断。ただ、上に上がってくることもあるから希望はありますよ!って言われた。


6w0d。胎嚢の場所は変わらず子宮口近く。頸管妊娠ではない、との診断。胎嚢の大きさは10mm。週数相当。


7w0d。胎嚢の場所は変わらず。心拍確認とれるも、CRLが5mmと小さく、厳しい状況だと言われる。


7w6d。3日前から出血の量が増えていたが、お風呂場で大量出血。破水かと思うくらいサラサラとした出血が止まらず、大きな塊もゴロゴロ出てくる。多い日用のナプキンが10分でパンパンになる。救急病院へ連絡し、診察。心拍は確認できないため進行流産だろう。診察台に乗っても血が流れる。止血のため、一晩ガーゼを膣内に入れられる。このまま入院することに。




ここから治療について。


緊急入院の翌日。

今後の治療方針を説明するのでなるべく早くご家族呼んでください、と言われ急遽夫を呼ぶ。

今回の妊娠は異所性妊娠(子宮頸管妊娠)だったため、出血の量が多かったと考えられる。エコー見る限り、正常妊娠と頸管妊娠と区別するのが難しい位置にある。

頸管妊娠は大量出血のリスクが高く、最悪の場合は子宮全摘になる。まだ胎嚢が出ていない状況であり、今後大量出血する可能性もまだ多いにある。当面は入院して管理します。とたくさんの書類にサインさせられる。



まずはMTX療法といって抗がん剤を投与することに。抗がん剤が妊娠細胞を破壊し、これ以上成長することがないようにする治療。

筋肉注射でお尻に注射される。

心配していた副作用は特になし。

出血は徐々に少なくなっているものの、1週間経っても少量でている状況。



注射の1週間後。

hcgの値は下がってきているが、まだ高い。

胎嚢はまだ残っていて、まだ血流が確認できる。

今胎嚢が排出されるとまた大量出血する可能性がある。

もう一度抗がん剤を投与することに。




以上のことが今のところ行われている治療です。


今後も通院で抗がん剤の投与や、出血量によっては緊急手術の可能性もあることは説明されました。


まだ治療は続いていくようです。


ただ、出血量が落ち着いてきたこと、病院から家が近いこともあり、週末の外泊許可がおりました!

長かったー!!!




異所性妊娠の中でも特に珍しい頸管妊娠。


本当に出血が多く、救急で診てもらってるときは少しフラついてしまいました。

幸い、貧血もさほどひどくなかったので輸血の必要もありませんでした。


ただ、治療に抗がん剤を使用するとか、緊急手術の可能性もあるとか、子宮全摘になることもある、とか怖い話をされたことも事実です。




入院もいつまで続くのやら…





これからも治療は続くので、また経過を記録していこうと思います。