【カラフルな電卓】
夏の終わりの喫茶吉祥寺です。
麦ちゃん 「今日も外は暑いわねー。あら?童子ちゃんまた新しいアイテムね?」
やまはちゃん「ハードオフ猫山店で私が見つけたの、で、童子ちゃんに鑑定してもらったの」
童子さん 「面白い電卓でしょー、ヤフオクでも結構高値で取引されてるみたいよ」
麦ちゃん 「じゃあオークションで売りましょうよ」
童子さん 「レトロPCマニアの小田川先生がいくらで買ってくれるか聞いてからにしようよ」
奥ではマスターが秋のケーキセットのポスターを貼っていて、みどりちゃんが貼る場所を見てあげています。
【シャープSPARKY(スパーキー)WN-30】
童子さんが手にしているのは、1987年に発売されたデザイン電卓SPARKY WN-30です。
3つのカラーバリエーションがあって、一番カラフルなグリーンを3Dモデルにしました。
1990年頃、当時勤めていた会社に事務機や事務用品を収めてくれていた業者さんが、シャープのOA機器も販売していて、私が破格の値引きで16ビットパソコンのX68000を購入させてもらったときに、おまけでこの電卓をもらいました。
【流行となったデザイン電卓】
1980年後半頃になると電卓も1000円以下になり、一人1台は必ず持っている時代になりました。
そこで各メーカーは宝飾品のような美しい電卓や、置いてあるだけで楽しくなるようなポップで趣味性の高い電卓を作り、電卓の買い換えや買い足しを目指しました。
上のSPARKYはデザインに凝るあまり、キーの配列は独特で使い勝手は良くなかったです。
普通のつまらないデザインの事務用電卓はやはり実用の上ではよく考えられていて使いやすいです。けど、これが机の上にあると何となく楽しい、そんな電卓でした(^-^)
「けいおん!」や「エヴァンゲリオン」とのコラボデザイン電卓をシャープさんは出していましたが、「島耕作シリーズ」のコラボ電卓は…いや、いいんですけど…だけど…うーむ(;^_^A