今日の猫たちです。
【ゲーム師匠が来た】
やまはちゃん「あらしさん、お久しぶりです」
あらし 「お!びわー、すごいパソコンを手に入れたなー!!」
びわ 「あ、師匠。これ童子ちゃんが修理に出してたのが戻ってきたから遊んでるの」
びわのTVゲームとプログラミングの師匠のゲームセンターあらしこと石野あらし君が、久しぶりにびわのところに遊びに来ました。
童子さんがまた学校の先生から壊れた昔のPCをあずけられて、きなこを通してモンフチ電機の乾さんに修理をお願いしたものが、修理を終えて戻ってきたようです。
【パソコンテレビX1D】
びわ 「だけどこのパソコン、ゲームソフトが全然ないよ」
あらし 「X1(エックスワン)は当時は人気機種でゲームソフトはたくさんあったんだけど、
そのX1Dだけはソフトが少なかったんだよなー」
1983年に発売されたシャープの8ビットパソコン「パソコンテレビX1D」です。
1982年に発売された世界初のパソコンテレビ「X1」の上級機で、グラフィックやサウンド機能は当時の8ビットPCの中では最もすぐれたものでした。
また、当時は高価だったフロッピーディスクドライブ(FDD)を1基内蔵していて、それまでのオーディオカセットテープに較べてはるかに高速なデータ記録ができました。
本体価格は198,000円と充実したハードウェアの割に価格は抑えられていて、オーディオ機器のような美しいデザインとともに人気機種となるはずでした。
【負け組記録メディア「3インチフロッピー」】
ゲームソフトやアプリケーションプログラムがカセットテープで流通していた当時は、何分もプログラムやデータを読み込むのに時間がかかったため、数秒で読み書きができるフロッピーディスク(FD)はホビーユーザーの憧れでした。
X1DはFDDを内蔵していたので、ソフトの供給もFDベースで行われるものと期待されたのですが、当時は5.25インチFD、8インチFDが主流で、X1Dに採用されたのは日立が開発したコンパクトで扱いにそれほど神経質にならずにすむハードケース入りの3インチFDでした。
80年代後半から2000年頃までワープロやパソコンで使われていた、このような形のフロッピーディスクを覚えている方も多いと思いますが、実はそれはこのX1Dで使われていた3インチFDではなく、ソニーが開発した3.5インチFDです。
ちょうどビデオテープでVHS規格とβ規格が対立していたように、コンパクトサイズのFDでも3インチと3.5インチ規格が対立していました。
ビデオと違ったのは、ソニーの3.5インチ規格がApple社に採用されたことで、世界のPCメーカーがこぞて3.5インチFDを採用し、登場したと思ったらいきなり勝敗が決まってしまい、3インチFDは負け組記録メディアとなってしまったことです。
将来性に期待できない記録メディアでソフトを提供するのはビジネスとしては旨みがないので、多くのソフトハウスはX1D専用のソフトを作ることはなく、すでに普及しているX1向けのカセットテープでのソフトをリリースしていました。
今は3.5インチフロッピーも使われることがなくなり、USBメモリやSDカード(このメモリカードも色々な規格がありました)にその役目を引き継ぎました。
ぐら兄とびわ坊
今朝のぐらとびわです。
ぐちゃぐちゃになったお布団(犯人は私(^_^;)で仲良くくっついていました。
ぐら兄とびわ
今日は一日中雨で、少し肌寒かったです。
銀ちゃんもきな姉も元気にしています(^-^)