今日の猫たちです。
【世界初の16ビットパソコン】
童子さん 「あっ!ダメっ!!死んじゃうー!!」
みどりちゃん「あなた何、変な声出してるのよ。カエちゃんが変な気おこすわよ」
麦ちゃん 「ゲームはやはりみどりちゃんが一番上手よね」
麦ちゃんの家に遊びに来て、楓の部屋でゲームをしている3人です。
【ドンキーコングで遊ぶ3人】
珍しい昔のパソコンとゲームカートリッジを、びわがハードオフ猫山店で見つけて買ってきたので、それで遊んでいる3人です。
画面に写っているのは任天堂のビデオゲーム「ドンキーコング」です。
【世界初の16ビットパソコン[TI-99/4】
1979年に発売された、アメリカのテキサス・インスツルメンツの16ビットパソコン[TI-99/4]です。
この3Dモデルは1981年にグラフィック機能を強化して発売されたTI-99/4Aです。
世界的な半導体メーカーのテキサス・インスツルメンツが自社開発した16ビットCPU[TMS9900]を搭載し、日本では218,000円と当時のNEC、シャープ、日立の8ビットパソコンとあまり変わらない価格で発売されました。
256×192ピクセル16色のカラーグラフィック表示(ただし、横8ピクセル内では2色のみ使用可)ができ、ゲームのキャラクタを1ドット単位で移動させることができるスプライト機能、3重和音6オクターブのシンセサイザ機能が内蔵されていて、別売の音声合成カートリッジを差し込むことで人の声を発声することができました。
家庭用カラーテレビに接続し、ソフトウェアカートリッジを差し込むだけですぐにアプリが使えた本格的16ビットホームコンピュータとしてアメリカでは一時期高いシェアを誇りました。
当時としては破格の性能とも思えたのですが、日本ではほとんど売れることはありませんでした。
カナ文字が使えないのはよいとしても、日本のPC事情は少し特殊なものがあり、ゲームやコンピュータグラフィックスに興味を持つマニアが多かったために、とりわけ高いグラフィック性能を求められ、1ピクセルごとに色を変えることができず、解像度も決して高くないTI-99/4は注目を集めることはありませんでした。