【PCR検査が追いつかない】
文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校となっている猫山総合高校では、帝都理科大学の指導と協力のもとで、新型コロナウイルス感染症のPCR検査を行うことになりました。
童子さんが二次感染の予防や検体へのコンタミネーション(異物混入)による偽陽性判定の防止などを参加する生徒たちに説明しています。
【東京での新規感染者は頭打ちになったのか?】
今週に入り、東京での新型コロナウイルス感染症の新規感染者が5000人台で推移しています。
数字としてはやはり大きいのですが、爆発的な感染者数の増加がないことから、感染拡大の勢いはこれで頭打ちになったと思われる方も多いと思いますが…
感染爆発で追いつかないPCR検査……TBS News WEB
実際は感染の有無を確認するPCR検査が追いついておらず、それが原因で確定した感染者数が頭打ちになっているようです。
東京都の実際の新規感染者数は1日あたり1万人以上になっているのではないかという専門家の意見も出ているようです。
重症者数があまり増えていないのも、重症者としてカウントされる病院の病床がすべて埋まっているため、それ以上増えることがないだけで、自宅待機を余儀なくさせられている方の中から次々と重篤な症状に進行している人が増えているようです。
こちら(佐渡)では8月13日以降、新規感染者は発生しておらず、ひとまず落ち着いていますが、新潟県全体では日ごとに1日あたりの新規感染者数が増えていっています。
まだまだ気をゆるめる事ができない状況が続きます。
【人のふんどしで相撲を取ってはいけない】
東京の街並みの素晴らしい3Dモデルを制作し、無償でモデルデータを3D Warehouseにアップされていたフランスの方が、その3Dモデルを無断で販売して儲けを上げていた不届き者がいたことを知り、今、アップしているデータはすべて引き揚げた上で、フリーの3Dモデルデータは今後は提供しないことをtwitterでツイートしていました。
善意で自分が作った作品を、無料で他の人にも使ってもらおうとしているのに、その善意を踏みにじられたことを悔しそうに語っていました。
【フリーでデータを公開するメリットとデメリット】
この旧日本陸軍の戦闘機「隼」の3Dモデルは私が作ったもので、3D Warehouseにアップして無料で自由に利用できるようにしています。
私が制作した3Dモデルに、アニメ「荒野のコトブキ飛行隊」のアメリカのファンの方が、主人公のキリエ機のペイントを施して、より魅力的な3Dモデルにして3D Warehouseにアップしてくれました。
それを元に私が今度はCGイラストを起こしました。
フリー(無料)でデータをアップすることで、他のクリエイターがよりよいものにブラッシュアップしてくれるというのは、制作した側としては嬉しいですし、よい刺激になります。
ところが、その作品を作者に無断で商品として売ってもうけたりする者や、いかにも自分が制作しましたとFaceBookやtwitterで公開して「いいね」をもらうことで承認欲求を満たそうとする人もいるようです。
Pixivにアップされてる素敵なイラストを、作者に無断で商品として販売している者や、twitterで自分が描いたかのようにツイートして、そのツイートが大炎上ということはよく見かける光景になってしまいました。
大好きな絵師(イラスト作者)の作品を模写して、「○○さんのイラストが好きなので描いてみました」とアップするのは私の意見としてはそれはよいことだと思います。
ですが、先に挙げた人のふんどして相撲を取るような行為は見ていて「みっともないなー」と思ってしまいます。
フリーウェアやフリーデータという文化を消さないためにも、セミプロやアマチュアの作品にも作者の権利があるということを理解してもらいたいですね。