少し遅れてやって来た21世紀 | こむぎブログ~猫とコンピュータ~

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3匹のお姉ちゃん猫と3匹の弟分猫たちの日常と6匹の猫たちが登場する変な猫マンガ。
そして昔のパソコンあれこれ。

【最新鋭超音速旅客機[オーバーチュア]】

首都空港東京第一に、アメリカBOOM社が開発した超音速旅客機オーバーチュアがやって来ました。

 

科学番組の収録で、童子さんがパイロット役で、麦ちゃんとみどりちゃんがキャビンアテンダント役で、機体と機内の紹介をするところです。

 

 

【マッハ1.7で飛ぶスレンダーな機体】

オーバーチュアは現在開発中の機体で、2026年に初飛行、2029年より就航の予定になっています。

 

2003年にコンコルドが退役してからこれまで超音速旅客機が空を飛ぶことはありませんでした。

コンコルドはマッハ2(時速2160km)で最大140人の乗客を乗せることができたのに比べ、オーバーチュアはマッハ1.7(時速1800km)で最大88人の乗客となっていて、45年前に就航したコンコルドに比べて退化したように感じますが、コンコルドは燃料を大量に消費し、高高度を飛行することによるオゾン層の破壊や騒音の大きさなど、経済性と環境への影響の大きさから商業的に失敗した反省を踏まえて、燃料消費を抑え、騒音を低減させ、バイオ燃料を使用して実質ゼロカーボンを実現するなど、環境に配慮した新時代の超音速旅客機の実現を目指して開発を続けています。

 

この機体には日本航空のマークが入っていますが、日本航空もBOOM社に出資していて、機体完成時には優先的に納品されることとなっていて、日本の空港でもこのオーバーチュアを見ることができるようになると思います。

 

 

【遅れてやって来た21世紀】

3D-CADのSketchUpで書いた超音速旅客機オーバーチュアと民間宇宙船スペースシップ2です。

 

昭和の頃は、21世紀になると時速500kmのリニアモーターカーが日本を走り、コンコルドのような超音速旅客機で誰もが海外旅行に出かけ、宇宙旅行にも行くことができるようになると言われていました。

 

実際には2001年になって、先のものはどれも実現しておらず、昭和の頃には予想されていなかったパソコンとインターネットが各家庭に普及し、壁掛けテレビが各家庭に置かれるようになりました。

 

なんとも未来感が乏しい21世紀になっちゃったなー、と、ちょっとガッカリ感があったのですが、ここ数年になり、民間企業が開発した宇宙ロケットや宇宙船が実用化され、ベンチャー企業が超音速旅客機を開発するようになり、一気に未来的な様相になってきました。

 

ただしこれはアメリカや欧州、中国の話で、日本はすっかり科学技術分野での存在感が薄れてしまいました。

 

まあ、ペテン師のような中抜き屋が国の中枢でやりたい放題やってるし、一部の大衆はありもしない闇の勢力が新型コロナワクチンを使って人類を支配しようとしているなどと騒いでるような国ですから…落ちぶれるべくして落ちぶれていったとしか言えないでしょうね。

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