今日の猫たちです。
【大晦日のオフィス】
麦ちゃん、みどりちゃん、童子さんは、大晦日でも休まず営業しているホテルHAPPY INN猫山にアルバイトスタッフとしてやって来ています。
童子さん 「ミケさん、インスタントだけど年越しそばを食べましょう」
ミケさん 「童子ちゃん、ありがとう」
麦ちゃん 「見てみてー、雪が降ってきたわよー」
みどりちゃん「冬休みはどこにも行かないつもりだから、バイトに来られてよかったわ」
今年は新型コロナウイルス感染症の大流行で、麦ちゃんたち3人は初詣も初売りにも出かけないようにしています。
ですが、麦ちゃんもみどりちゃんも童子さんも正体は人間ではないので、新型コロナウイルスに感染することはありません(^_^)
【ミケさんが使っているのは90年代のPC】
童子さん 「それにしても古いパソコンを大事に使っているんですね」
ミケさん 「ホテルの顧客管理のソフトが、昔、ここの従業員が作ったものでねー」
童子さん 「今のPCでは使えないんですね」
ミケさん 「童子ちゃん、これをExcelでも使えるようにしてくれない?バイト代は出すわよ」
どうやら今では使われていない表計算ソフトを使って作られた顧客管理ソフトのようです。
【COMPAQ ProLinea(コンパック・プロリニア) 4/33】
1994年に発売されたCOMPAQ(現ヒューレット・パッカード)のIBM PC互換機のProLinea 4/33です。
Windows3.1がプリインストールされた32ビットPCです。
1992年に日本にCOMPAQ社が進出してきた時に、同じ性能であれば日本製PCのほぼ半額という低価格でPCを販売し、日本製のPCが売れなくなってしまうのではないかと騒がれ、当時「コンパック・ショック」という言葉も出たくらいです。
日本製PCは日本国内だけが市場なのに対して、IBM PC互換機は世界が市場なので、大量生産によるコストダウンができ、さらに世界標準のPCなのでソフトウェア資産が豊富だという武器を持っていました。
日本では圧倒的なシェアを誇り、国民機とまで言われたNECのPC-9801シリーズも、徐々にIBM PC互換機にそのシェアを奪われていき、1997年に終焉を迎えました。
上のイラストのCD-ROMは、マイクロソフトOfficeと人気を二分していたLotus Super Officeです。
かつては表計算ソフトと言えばLotus 1-2-3という時代がありましたが、その後、マイクロソフトがExcelを発売し、ワープロソフトのWord、データベースのAccess、プレゼンテーションツールのPowerPoint、メールソフトのOutlookと、Lotus Super Officeと同内容のオフィススイートを発売しました。
マイクロソフトはPCメーカーにMicrosoft Office(MS-Office)を安価に提供し、PCにバンドルして販売するという戦略を取ったため、オフィススイートの老舗Lotusも徐々にシェアを失い、2006年にLotus Super Officeは開発が終了しました。
私は表計算はLotus 1-2-3、ワープロは一太郎派だったのですが、官公庁ではMS-Officeが主流となり、書類の提出に支障をきたすようになったので、2000年頃にはMS-Officeを使わざるを得なくなってしまいました。
どうやらHAPPY INN猫山の顧客管理ソフトはLotus 1-2-3で作られているようで、童子さんはExcelへの移植でちょっとしたお小遣い稼ぎができたようです(^-^)
今年も大晦日らしくない大晦日
せめて年越しそばを…と思い、どん兵衛の天そばです(;^_^A
銀ちゃん
銀ちゃんたちには美味しい猫缶と、祭壇の楓と麦ちゃんにもちゅ~ると猫缶をお供えしました。
ぐら
今日はファンヒーター全開でも冷え込みが厳しいです。
ぐらは暖かい天井近くに登っていました。
びわ
びわ坊も寒いせいかこたつにずっともぐっていました。
今日は東京都で1300人以上の新型コロナウイルス感染者が発生したと報道されていました。
症状の出ない人が大部分ですが、高齢者や基礎疾患を持つ方に感染させると重症になる恐れがあるので、しばらくはマスクがはずせません。
と、全然年の大晦日らしくない記事でした(;^_^A
新年も引き続きよろしくお願いいたします。