今夜の猫たちです。
【日本初のスマートフォン】
ウィルコム(現Y!mobile)が販売していたスマートフォン[Willcom03](ウィルコム・ゼロスリー)で遊んでいる3人です。
「12年も前のスマホだけど、できることは今と変わらないわよ」
「キーボードがついてるのは便利だけど、遅いし見ることができないサイトも多いわよ」
「やはりiPhoneのほうがずっと使いやすいわ」
「10年足らずでスマホもだいぶ進化したからねー」
【スライド収納式フルキーボードを備えたWillcom03】
Willcom03はOSにWindows Mobile(PCのWindowsとは互換性はなく、Windowsアプリは使用できません)を採用したスマホで、ネットへの接続はPHS回線を使っています。
スライド収納式フルキーボードを備えていて、小さなキーボードながら文字入力は快適でした。
【日本初のスマートフォンW-Zero3(ダブル・ゼロスリー)】
iPhoneよりも1年半も早く、2005年末に登場した日本初のスマートフォンW-Zero3(ウィルコム)です。
ハードウェアはシャープが、OS含むソフトウェアはMicrosoftが全面協力して開発された、世界的に見ても最も早い時期に発売されたスマホです。
先のCGイラストのWillcom03は、W-Zeroシリーズの第4世代機で、高速化・大容量化され、サイズも少し大きめの携帯電話くらいにまで小型化されました。
【元祖スマートフォン[IBM Simon]】
1994年に発売されたこのIBM Simon(サイモン)がスマートフォンの元祖だと言われています。
OSはシャープの携帯情報端末ザウルス(英語版)のZaurus OSが採用されていました。
iPhoneの先祖となるNewton MessagePad(ニュートン・メッセージパッド)も、ハードウェアはシャープが設計製造していたので、日本初、さらに言えば世界的にも最も早い段階でのスマホもシャープが製造したのは合点がいきます。
ですがNTTドコモやAUなどの大手携帯通信事業者はスマホは販売したくなかったようです。
当時はiモードやEzWebなどの携帯事業者独自のコンテンツビジネスの売り上げが大きく、また利益率も高かったため、スマホのようなPCライクの端末が出て、他社がコンテンツサービスに参入することは避けたかったからだと思われます。
おそらくそのような理由から、iモードのようなサービスに乗り遅れたPHS事業者のウィルコムがスマホを出してきて、さらに携帯電話事業者としては後発のソフトバンクモバイルがiPhoneの販売を始めたのだと思われます。
大手携帯通信事業者の旧来のビジネスへの固執が裏目に出て、日本はスマートフォンビジネスでは他国に大きく遅れをとることになってしまい、それは現在も続いているのは残念でなりません。
【Willcom03の3Dモデルをアップしました】
Willcom03の3Dモデルデータを3D Warehouse(←私のページへのリンクです)にアップしました。
3D-CADのSketchupでモデルデータを利用できます。また、Android、iPhoneのSketchupViewerアプリからモデルを3Dで閲覧することができます。
銀ちゃん
「外がごうごう言って、ちょっと恐いわ」
今はものすごく強い風が吹いています。気温も下がり、雪も降っています。
楓
「でもここはホカホカなりよ」
銀ねえと一緒に私のベッドにいる
カエちゃんです。
ぐら
今日もコタツから出てこないぐらです。
びわ
「おとんなでなでしてー」
なでなでしてあげると大喜びのびわ坊です。