仕事の帰り道を車で走っていると、路肩に2匹の猫がいるのを見かけました。母猫と子猫のようです。
サビ猫のおかあさんと、暗くてよくわからなかったのですがびわに似たようなキジトラ白の子猫です。
ですが様子がおかしい。母猫が子猫にしきりに毛繕いをしている様子なのですが、子猫はピクリとも動きません。
どうやら車にはねられてすでに死んでしまっているようです。
ここは飲み屋街でノラ猫もたくさんいる道で、子猫も結構いるのでいつも注意して通っている道なのですが、毎年この通りでは車にはねられてしまう子猫を見かけます。
【ノラ猫おかあさん】
サビ猫のおかあさん猫ということで、私は家の物置に4年ほど住んでいたノラ猫のごちゃさんのことを思い出しました。ここで20匹以上の子猫を産み育てたやさしくて立派なおかあさん猫でした。
ぐらの実のおかあさんです。
物置の二重壁の間に子猫がはまり込んだ時は、子どもを助けてくださいと鳴きながら私たちに懇願し、子猫がいなくなった吹雪の夜にはずっと子猫を探しに歩きまわっていました。
それとブロ友さんのモモの親さんの家のモモちゃんのおかあさんも同じくノラのサビ猫で、まだ子猫だったモモちゃんを、モモの親さんの家に住まわせてもらうように頼みに来て、モモちゃんを預けた後に交通事故でこの世を去りました。
どの母猫も立派だと思いますが、私が印象に残っているのはやはりサビ猫のおかあさん猫です。
今日見かけたサビ猫のおかあさんは子猫が死んでしまってどれだけ悲しい思いをしていることかとつい考えてしまいます。
人間の子どもも猫の子どもも左右も確認せず車道に飛び出してきます。
「こうしたらこのような事になる」という[推論]ができるようになるのは人間でも10歳くらいからだそうです。
子どもと子猫を見かけたら「飛び出してくるかも」と、予知運転を心がけてほしいと思います。
ですが、猫やタヌキなどの動物を跳ねないために急ブレーキや急ハンドルを切るという行為は重大な事故を招きます。
ひどい言い方かもしれませんが、相手が人でなければやむを得ずそのまま車を走らせるという決断も必要です。
妻は「猫は車に跳ねられて死んだとしても、それが自分の天命なのだと悟っているよ」と言います。
「なので、車で自分を轢いた人のことは恨むことはない」とも。
もちろんそれはその人がその猫を殺したくて轢いたのではないということが前提だと思います。
このあたりのことは私はよく理解できないのですが、そうなのかもしれません。
子猫のためだけに生きていたごちゃさんのことを思い出し、今日みかけたサビ猫おかあさんのことをつい考えてしまいます。
びわ坊と
麦ちゃん
今日も更新が日をまたいだのでここまでです(;^_^A
麦ちゃんが生きていたら、
びわは麦ちゃんにべったりだったろうなー。
文羽さんとモモの親さんが昨日の記事をリブログしてくれたおかげで、アクセス数がすごいことになって驚いています(;´▽`A``