今日の猫たちです。
【究極の体感ゲーム機[セガ R-360]】
キナ鉄観光の運営する遊園地[出津西(でずにし)プレイランド]に遊びに来た麦ちゃん、
みどりちゃん、
童子さんです。
ゲームコーナーには大型の体感ゲーム機が置いてありますが、80年~90年代の懐かしいものばかりで、最新のものは置いてありません。
ですが、それがかえってレトロゲームマニアの穴場としてコアなファンを集めています。
「わたしこれに乗るー!!」
みどりちゃんが真っ先に地球ゴマのような宇宙飛行士が訓練に使うようなグルングルン回る大型体感ゲーム機に乗り込みました。
「うう……気分悪~」
「みどりちゃん大丈夫?座って休んだら?」
「お嬢ちゃん、奥に座敷があるからそこで横になりなさい。エチケット袋[ゲロゲロ]も置いてあるし」
【体感ゲームの先駆者セガの全周体感ゲーム機[R-360]】
1990年にセガ・エンタープライゼス(現セガ・インタラクティブ)が発売した全周転回型体感ゲーム機の[R-360]です。可動筐体のシステム価格は1600万円もします。このほかにR-360用のゲームソフトが必要です。
新潟のセガの直営店に何基か設置されました。
私も2回ほど乗ったことがありますが、1プレイ500円とゲームにしては高く、また、ゲームプレイはわずか2分間という時間制限で終了してしまいます。
当時搭載されていたゲームは、空戦バトルゲームの[G-LOC(R360版)]で、F14戦闘機(厳密には違います)に乗り込み、空母から発進、いきなり筐体がグルングルンと回りだし強いG(重力加速度)を感じ、自機が旋回するとともに筐体もコマのように回り、体が思いっきり振り回されます。
そのため、プレイヤーはポケットの中身を店員さんに預け、シートに座ったらセイフティバーを自分の胴体に下ろし、シートベルトを着用してからプレイする必要がありました。
また、筐体内には気分が悪くなったときのための緊急停止ボタンがついていました。
【バブル期絶頂の時代のあだ花か?】
さすがに27年も昔のゲーム機で、ネットで調べても資料らしい資料が見つからないので、今回のモデルの寸法は大体のものです。
本体価格が高価すぎ、また、運用中は専属のアテンダント(店員)がついていないといけないこともあり、R-360が活躍した期間は非常に短いものでした。
まさにバブル絶頂期の日本を象徴するようなアミューズメントマシンでしたが、当時のメカトロニクスの最先端を行くものであり、のちにテーマパークでのインタラクティブアトラクションにつながっていくその始祖ともいえる機械でした。
セガマニアのマイケル・ジャクソンさんが、このR-360を自宅用に購入していましたね(^-^)
銀ちゃん
「やれやれ、やっとあの
2匹が仲直りしたようね」
楓
どっちが先に謝ったのかはわかりませんが、びわと仲直りをした
カエちゃんです。
今朝は私のおふとんに2匹で一緒に入っていました。
びわ
「今回はぼくのほうが折れてやったー」
「こら、
お兄ちゃんにそんなこと言ったらダメ!!」
今日はすっかりいつも通りのびわ坊です。
ぐら
「お前は
カエちゃんと
びわの間にいるんだから、ケンカの仲裁くらいしなさいよ」
「ぼく争いごとは嫌いなんです」
全然役に立たない次男坊のぐらです。